カレーの学校

別名“カレープレーヤー”養成所。入学すると10人以上の仲間(同級生)に出会える。授業… もっとみる

カレーの学校

別名“カレープレーヤー”養成所。入学すると10人以上の仲間(同級生)に出会える。授業に出るとカレーの未知なる魅力に翻弄される。卒業すると700人以上の仲間(卒業生)ができる。つまり楽しい日々はずっと続く。そして校長の僕もたまには混ぜてもらって一緒に楽しむ。そんな学校です。水野仁輔

マガジン

  • カレーの授業

    「同じ授業は二度としない」がモットー。通学制『カレーの学校」で行われている、一風変わった授業の内容をレポートしていきます。

  • カレーの実験

    カレーの世界は謎だらけ? でも、正解は自分の中にしかありません。カレー調理におけるふとした疑問を掲げ、実際に取り組んで、自分たちだけの答えを導き出す実験のレポートです。

  • カレーの金言

    「あなたにとってカレーとはなんですか?」という面倒くさい問いに対して、真摯に親切に回答してくれたシェフたちの言葉を紹介します。

  • カレーのヒント

    水野仁輔が日常生活のふとした体験の中から、カレー活動のヒントになりそうなものを見つけて、思いのままに綴っています。日記みたいなもの?

  • カレーのお話

カレーの授業

「同じ授業は二度としない」がモットー。通学制『カレーの学校」で行われている、一風変わった授業の内容をレポートしていきます。

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  • 31本

カレーの授業:第32期 in 沖縄・名護 レポート

★初開催となる沖縄「カレーの学校」は、やんばるアートフェスティバルの一環として、会場の体育館で行われました。 ●1限目:カレーとは、何か? 毎期恒例のこの授業。好きなカレーは何?を生徒の皆さんから集め、それぞれについて水野さんが話題にして行きます。カレー店の話から世界のカレー事情まで縦横無尽に語り、カレーについての捉え方が広がります。 もうひとつは、あなたに取ってカレーとは?の質問。水野さんとリーダーも今までと違う答えを捻り出します。32期の皆さんはどうやら「幸せ」や「楽し

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カレーの授業:第31期6限目

スリランカカレーを作る スリランカカレーがなぜ美味しいのか?   最終授業は、カレーを作るデモンストレーション 水野校長がレシピに込められた意味を紐解き、独自のテーマを掛け合わせて、今日作りたいカレーを仕上げていく     神戸・カラピンチャの浜田シェフのレシピが配られ、 水野校長とリーダーがこのレシピをどう料理するか話し合う。   今日の授業の流れで、水野校長が閃いた! ノンオイルで作ろう!!   「焙煎スパイス薫る ”ノンオイル” スープチキンカレー」   高々と宣言した

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カレーの授業:第31期1限目

初めての福岡開催! 受講生の皆さんが緊張して見つめる中、 水野校長が自己紹介も兼ねて、独自のカレーワールドに惹き込んでいく。   カレーを作る、食べるが ”ゴール” であれば、 料理教室に通ったりレシピ本を買ったりして、美味しいカレーを作ればいい。   美味しいカレーを作って、何をしたいか。 美味しいカレーを食べて、どんな時間を過ごしたいか。   カレーを”手段”とすることで、自分が楽しむ世界を拡げる。 カレーの学校を通して、そんなカレーを楽しむ ”プレーヤー” を増やしたい

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カレーの授業:第31期2限目

2限目のテーマはレシピ本の楽しみ方。水野校長が強烈に嫉妬した〝あの本〟とは?リーダーの(良い声による)朗読付きでレシピの魅力を探ります。 ▲とにかく、本を作るのが好き 書籍というメディアが大好きな水野校長。今年の新刊5冊を入れると商業出版では70冊。自費出版レーベルにおいては100冊以上を世に送り出しています。新刊5冊は一体どんなレシピ本なのか、驚異的な撮影数や妄想で楽しみを見出していった本、以前から興味があったジャンルもあれば、マニアックなスパイスの専門書、初めての小学生

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カレーの実験

カレーの世界は謎だらけ? でも、正解は自分の中にしかありません。カレー調理におけるふとした疑問を掲げ、実際に取り組んで、自分たちだけの答えを導き出す実験のレポートです。

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  • 54本

カレーの実験052:カレーの粉・ローキック完結編

日時:2022年6月24日(金)18:30~ 場所:ルーム 参加者:岡田、河合、黒澤、竹田、田中、林、安田、横田 1.目的 前回(https://curryschool.jp/n/nb8bdc55b9767)、味はバッチリだったので材料の配合は大きく変えず。料理工程を変えてより美味しく炊きたい 2.内容 まったく同じ材料を2つ準備し、①鍋炊きと②炊飯器で炊きあがりを比較する (1)レシピ作成・準備 ビリヤニの粉:フライドオニオン20g、長ねぎ12g、ズッキーニ12

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カレーの実験 051:カレーの粉 “ローキック”の試作

日時:2022年6月10日(金)18:30~ 場所:ルーム 参加者:岡田、河合、黒澤、竹田、田中、林、安田、横田 1.背景・目的 ・“カレーの粉”とは、カレーの材料の水・油・メイン具材以外が全てつまった、おいしい粉 ・今回から新しい試みとして参加メンバーが思い思いに「先に名前を決めて」その名前からイメージを起こしてレシピ開発をすることになった ・第1回は「ローキック」という名前の粉を開発する。主役を張るほどの派手さはないが実はポテンシャルの高い食材を使う&後からジワジワ効い

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カレーの実験 050:第1回カレーの粉:油編

<目的> ・野菜やハーブを粉にし、油と合わせる その油を使いて、色の組み合わせ、味の組み合わせで遊ぶ ・カラフルな油を生かせるよう、白いカレーを作る 1.野菜の油 ①野菜の種類 ナス、ズッキーニ、黄パプリカ、トマト、キャベツ、ゴボウ、コーン、小松菜、ホウレンソウ、ビーツ、パクチー、ニンジン(市販)、カボチャ(市販) →全て別々に粉にし、米油と混ぜ合わせて レンジで加熱した(目安:1分~※) つなぎとしてヨーグルトを少々加えた (入れないものもあった?) ②評価 A「

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カレーの実験 049:カレーの粉 畑編 第2回実験レポート

日時:2022年4月8日(金)18:30~ 場所:ルーム 参加者:岡田、河合、黒沢、竹田、田中、横田、林(記) 1.背景・目的 ・“カレーの粉”とは、カレーの材料の水・油・メイン具材以外が全てつまった、おいしい粉 ・これまで、ハーブをメインにした“カレーの粉 海編”、きのこをメインにした“カレーの粉 山編”を開発してきた ・今回新たに野菜をメインにした“カレーの粉 畑編”を開発する ・第2回は、第1回のレシピをよりおいしく改良できるか?実験した 2.内容 (1)レシピ改良

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カレーの金言

「あなたにとってカレーとはなんですか?」という面倒くさい問いに対して、真摯に親切に回答してくれたシェフたちの言葉を紹介します。

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  • 15本

カレーの金言 013:トルカリ ジュッティー 緒方いずみ

カレーとは、「コミュニケーションツール」である。 そのココロは? 【店舗情報】トルカリ ジュッティー 〒357-0021 埼玉県飯能市双柳94-30 【TEL】042-919-9269 【URL】https://namastejutti.com

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カレーの金言 012:ナイルレストラン  ナイル善己

カレーとは、「ルパン三世」である。 そのココロは? 「ルパン三世 カリオストロの城」で、銭形警部のあまりにも有名な名台詞 「ヤツはとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です。」 カレーには人の心を癒す力があります。 【店舗情報】ナイルレストラン 〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目10-7 【TEL】03-3541-8246 【URL】https://www.ginza-nair.com

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カレーの金言 011:カレーリーフ  相馬鎮徹

カレーとは、「Healing Food」である。 そのココロは? カレーには人の心を癒す力があります。 風邪気味などで体調が悪いからと食べにくる人 日常に疲れた時、カレーを食べるとほっとさせてくれるという人 かれーを食べると何故か涙が溢れたという人。 重病や余命宣告をうけた殆ど食事を食べられない方が、リーフのカレーなら食べられると訪れ、綺麗に召し上がっていく。 そういうお客さんがとても多いのです。 【店舗情報】カレーリーフ 〒080-0027 北海道帯広市西1

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カレーの金言 010:代々木 花カフェ(旧MURA)中村信、ナベ

カレーとは、「汁」である。 そのココロは? カレーはインドやその近くでは 味噌汁みたいなもの               MURA 中村信 カレーとは、「(旅人達の)港」である。 そのココロは? インドやアジアを旅する人にとって、カレー(やカレーに近いもの)は正にパワーチャージ。港は船乗りにとって食料を積んだり一息ついたりするパワーチャージの場。 旅人にとっての港でありたい。      花カフェ ナベ(元MURAスタッフ) 【店舗情報】代々木 花カフェ(旧MUR

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カレーのヒント

水野仁輔が日常生活のふとした体験の中から、カレー活動のヒントになりそうなものを見つけて、思いのままに綴っています。日記みたいなもの?

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  • 88本

カレーのヒント 088:バッコン・コミュニケーション

どこかへ何かを食べに行くとき、あえて店の営業状況を調べないというプロジェクトをいまだに続けている。プロジェクトといっても誰かに何かを提言するような主旨はなく、僕がひとりで勝手にやっているだけのことだ。片道30分かけて自転車をこいで、店の前に到着するとシャッターが下りている。「定休日」という札がぶら下がっているのを目にして、あ……。さあ、どうする? お楽しみはここからだ。 そんな僕に助言してくれる人もいる。「定休日くらい事前に調べておけばいいのに」。でもさ、それじゃあ楽しめない

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カレーのヒント 086:モノづくりのお手本

『ザ・ビートルズ:Get Back』3部作を見た。 言うまでもなく素晴らしかった。あれ、ずっとアーカイブが残るのかな。DVDが出るなら買いたい。何度も見たいと思った。 貴重な映像も音楽も何もかもがいいのだけれど、個人的にはモノづくりに挑む4人のスタンスにしびれた。改めて、自分自身に投影してみる。 カレーでいろんな活動をしている。が、僕が夢中になることはカレーの何かを作っているときが圧倒的に多いような気がする。カレーは好きだし、カレーを通して出会う仲間や人やイベントなども好きだ

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カレーのヒント 085:JAZZの定義、CURRYの定義

最近、映画館に行けていなかったけれど、久しぶりに気になっていた映画を観た。 I don’t recognize the word “jazz”, I play “John Coltrane.” ジャズの定義はわからない、私は私自身の演奏をするだけだ。 ジョン・コルトレーン、すてき。いつか言ってみたいわ~、と思ったので、ここに書いておく。 I don’t recognize the word “curry”, I cook “Jinsuke Mizuno.” カレーの定義

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カレーのヒント 084:裏か表か

10時45分、横須賀線が逗子駅に着いた。 待ち合わせの時間は11時30分。時間に正確なタイプとは言えない僕が45分も前に到着したのは、何年も前から気になっていたカレー店にようやく行くことになっていたからだ。12時にオープンするというその店は、30分前の11時30分には並び始めておかないと、1巡目の席を逃すそうだ。だから、店の前に仲間と3人で待ち合わせすることにした。決して遅れることはできない約束なのである。 スマホの乗換案内アプリを使っていくつかの方法で経路検索をし、はじ

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カレーのお話

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  • 6本

カレーのグッズ:『カレーの器』レポート その1

カレーのグッズ企画製作プロジェクトグループ第一弾『カレーの器』PJの第一章ということで、陶芸作家秋谷先生の工房、埼玉県三郷市まで行って参りました🚕 🔸11時50分頃……代々木上原出発 🔸12時30分頃…… 三郷到着 🔸12時50分頃…… カレー屋さん到着 三郷に早めに着いたので、3人で食べログ見て決めた南インド系のお店インドダバに🇮🇳  まさか三郷でサクッと入ったお店で、バナナの葉でミールスを食べれるとは😆 🔸13時50分頃…… 秋谷先生の工房到着 以前17期で作った

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カレーのお話 005:放課後は笑顔がいっぱい‼︎

3/15に今年最初のカレーの放課後「はるカリ‼︎(カレーの放課後vol.10)」を開催しましたー。 このイベントは調理室を貸し切ってカレーや副菜、色んな料理を作ったり持ち寄ったりして楽しもう‼︎っていうイベント。 2018年の初開催から今回で10回目になります。 今回も作る人、持込む人、食べる人、みんなで料理の準備から。 みんな普段なかなかやらないことがやれるこのイベント。作るのを見たり手伝ったり。 「これどーなるのー?」「普段どーしてるのー?」「火加減はー?」「こんなの

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カレーのお話 004:スパイスで遊ぼう

2/9にSPICE CRAFT WORKS主催のイベント「スパイスブレンドCooking CURRY Vol.2」を実施しました。 このイベントは水野校長のスパイスパズルメソッドに基づいて作られたパズルを使って、好みのブレンドスパイスを作り、そのスパイスを使ってカレーを作り食べ比べるイベントです。 前回はチキンカレーでしたが、今回はキーマカレー。果たしてキーマカレーでもスパイスパズルは通用するのか??? 楽しみです。 参加者は全10名、4チームで作り比べ、食

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カレーのお話 003:アドベントカレンダー

毎年、年末になると、「カレーの学校アドベントカレンダー」という企画をやっています。 本来のアドベントカレンダーは、12月1日から25日までお菓子やおもちゃが入ったカレンダーを毎日開けて楽しむものですが、この企画は、25日のクリスマスまで、noteに限らず、個人ブログなどの記事をリレーしていくものです。 この「カレーの学校」noteだって、カレーの話が結構、集まってない? わざわざ、記事を集める必要あるの? ま、そうなんですけど・・ 普段、記事を書かない人も「年末だけなら

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