カレーの学校
記録写真家ジンケ・ブレッソンによる写真。カメラを片手に世界各地をめぐりながら、「カレーとは何か?」を探る旅の記録です。
Q. カレーの思い出を教えてください。笑える話、泣ける話、怒れる話、どうでもいい話、なんでも。集まってきた物語の数々を紹介しています。
水野仁輔が制作中のカレー本について語るプロジェクトです。著者の本音を語ります。ラジオやトークイベント、記事などなど形を変えて実施。いつか「カレー本について語るカレー本」を出版できたらいいなぁ。
水野仁輔が日常生活のふとした体験の中から、カレー活動のヒントになりそうなものを見つけて、思いのままに綴っています。日記みたいなもの?
「同じ授業は二度としない」がモットー。通学制『カレーの学校」で行われている、一風変わった授業の内容をレポートしていきます。
もともとカレーは好きでしたが、某ヴァイオリニストがライブのたびにカレーの話をするので洗脳されました。最近大阪と東京の食べ比べをしています。 →誰のことなのかわかったような気がしますが、ヴァイオリンとカレーという、一見イメージが合わなさそうなとこがいいですね。ライブのたびに話すっていうのもすごい。そりゃ洗脳されそうだ。(水野仁輔)
音楽の世界には録音という手法があって羨ましい。 そのおかげで、ずいぶん昔に活躍した音楽家の音や演奏を聴くことができるからだ。でも、カレーの世界に録音に変わる手法は存在しない。 レシピは楽譜と同じだから、別の誰かが再現するという条件つきなら、音楽とカレーは共通している。でも、音楽には楽譜があって録音があるのだけれど、カレーは録音に相当するところがない。聴覚で楽しむ音楽と味覚と嗅覚で楽しむカレーとは違う。味や香りは残せないのだ。 味も香りも“録音”できたら、僕はせっせと作品
映画を観てエッセイを書く連載をしている。 https://www.pintscope.com/serial-story/jinsuke-mizuno-14/ 今回で14回目になるのだけれど、ふと連載ページの下の部分を見て思ったことがある。バックナンバーがアーカイブされている部分の表記についてだ。 ↓ 13嘘でも言ってくれ 「見せかけなんかじゃない」 『ペーパー・ムーン』 12誰かにもらった正解よりも、自ら手にした不正解『80日間世界一周』 11笑いの裏に苦悩が隠れ、 怒り
2010年に著書『かんたん、本格! スパイスカレー』を出したとき、 「スパイスカレーなんて言葉を使ったら誰にも届かないかもしれない」 とビクビクしながらだった。 2019年に著書『スパイスカレーを作る』を出したとき、 「スパイスカレーなんて言葉はみんなが使い始めたからもう使いたくない」 と駄々をこねた。 そして僕からは代案を出した。『スパイスでカレーを作る』にしたい。“スパイス”と“カレー”の間に“で”を忍ばせる。デザイン的にはスパイスカレーに見えなくもないから、いい落と
辛いものが苦手な家族の中で育った私。私自身も辛いものは得意ではなく、カレーはいつも甘口+中辛ミックス。そんな私が、7年ほど前に突然カレーに目覚め、本格的なカレーのレシピ本を買った。初めて作ったインドカレーは、レシピ通りなのに辛いばかりで全然味がなく、途方にくれた。でも、だんだん工夫を加えて納得のいくものができ、今ではお客さんが来るときは必ずカレーにしています。カレー以外にも、タイ料理や韓国料理などの辛いものも食べられるようになり、きっかけとなったカレーに感謝です。 →辛いの
ゴールデンウィークに6冊のジャズ本を読んだのは、「カレーはJAZZなんじゃないか」と思い始めたからだ。 JAZZを聴きながらJAZZ本を読んで過ごす。色々と発見があった。 僕は、自分のことをマイルス・デイビスだ、と思っていたのだけれど(バカじゃないの!?)、東京カリ~番長のリーダーと活動するときには、チャーリー・パーカーとディジー・ガレスピーだったんだな、と思い直したし(バカじゃないの!?)、もちろん、そのコンビの場合、僕はチャーリー・パーカー側になるのだけれど(バカじゃ