カレーの学校
記録写真家ジンケ・ブレッソンによる写真。カメラを片手に世界各地をめぐりながら、「カレーとは何か?」を探る旅の記録です。
Q. カレーの思い出を教えてください。笑える話、泣ける話、怒れる話、どうでもいい話、なんでも。集まってきた物語の数々を紹介しています。
水野仁輔が制作中のカレー本について語るプロジェクトです。著者の本音を語ります。ラジオやトークイベント、記事などなど形を変えて実施。いつか「カレー本について語るカレー本」を出版できたらいいなぁ。
水野仁輔が日常生活のふとした体験の中から、カレー活動のヒントになりそうなものを見つけて、思いのままに綴っています。日記みたいなもの?
「同じ授業は二度としない」がモットー。通学制『カレーの学校」で行われている、一風変わった授業の内容をレポートしていきます。
タイへ行った時、グリーンカレーを食べたら非常に辛かった。何とか汗だくになりながら完食したが、腹を壊した。 →タイのカレーは生の唐辛子をペーストにしたりしますから、辛いんですよね。しかも、日本国内で手に入る唐辛子よりも辛いんです。タイ料理は世界一辛いという人もいるくらい。まあ、辛いカレーもなれるとクセになりますけどね。(水野仁輔)
学生の頃、家に帰った時にカレーのにおいがしたので楽しみにしていたら、カレー味のスープでがっかりした。 →それはがっかりだ。なんでしょうね、カレー味のスープっていうのは、本当にがっかり感が強いですね。スープカレーなら僕は大好きですが。カレー味のスープは僕もがっかりします。なんというか、スープカレーは頑張って作った感じ、カレー味のスープは手を抜いた感じ、だからかもしれません。(水野仁輔)
よく友達にスパイスカレーを作ってふるまったりしていますが、うちの親は全く口にしません。カレーではないといわれます。 →そういう人も多いと思います。そういう人には、「カレーじゃない料理だよ」と先に言って食べてもらうといいかもしれませんね。(水野仁輔)
家カレーも外カレーも大好きですが、人生の中でも忘れられない多幸感を感じた時ってカレーを食べた時だったなぁと思います。スパイスカレーも自分で作りますが、友人なり恋人なり、自分にとって愛が強い人が作ってくれたカレーほどおいしいし、多幸感を感じるのが不思議だなぁというのがこの頃のギモンです。 →昔ある人に取材したときに「好きなカレーは好きな人が作ってくれたカレー、嫌いなカレーは嫌いな人が作ったカレー」と言った人がいました。そんなもんなのかもしれませんね。(水野仁輔)
そのせいか、基本的な調理のコツみないなものがわかっていません。なので、レシピ本を読んで、プラモデルを作るみたいにその通りに量と時間を計って作るんですが、いつも仕上がりの味が違うし、味も濃過ぎたり薄過ぎたりしてしまいます。どうしてだろうと思って、その後はなるべく焼き加減、炒め加減、香りをこまめに確認したり、味見をするようになって、以前よりは味の調整ができるようになりました。そこで質問です。カレーを作るとき、香りや味見をする重要なタイミングは、いつなのでしょうか。料理初心者の質問
小学生の時、土曜日のお昼がカレーの日が多くて、ランドセルの中のふでばこのえんぴつをカラカラ鳴らしながら走って帰った思い出があります。 →土曜日はカレー曜日だったんですね。僕も小さいころ、そうだったような気がします。カレーだとわかっていると楽しみで走って帰るの、わかります! 違ってた時のショックはかなりですけどね。(水野仁輔)