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カレーの授業

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「同じ授業は二度としない」がモットー。通学制『カレーの学校」で行われている、一風変わった授業の内容をレポートしていきます。
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2022年4月の記事一覧

カレーの授業:第25期 1限目

カレーの授業:第25期 1限目

こんにちは。今回レポーターを務める、21期の熊谷です。
25期は2日間の集中講義で12名の生徒さんが参加されました。
1限目なので皆さま少し緊張されている様子の中、いつも通り「カレーとは何か?」の授業が始まりました。

水野校長:
 「『カレーとは何か?』とか聞くような人は、めんどくさい男なんですよ。でも僕は好きなんです。」

確かに、「カレーの学校」に来ているはずなのに、「カレーとは何か?」を一

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カレーの授業:第25期2限目

カレーの授業:第25期2限目

【カレーの学校 スパイスカレー 最新レシピ】カレーは夏というイメージからか、夏前はカレー本がよく出版される季節です。
去年の2021年は20数冊出版されたというカレー本多作の年でした。
その反動か今年出版予定のカレー本は、今のところ水野校長が知っているだけで4、5冊とのこと。(ちょっと激減しすぎではないですか?)

その内1冊が5月31日発刊予定の「カレーの学校 スパイスカレー最新レシピ」!
なん

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カレーの授業:第24期 6限目

カレーの授業:第24期 6限目

名古屋での最後の授業は、「あの人に聞く、儲かるカレー店の作り方」
幻の名店〝ガネーシャ〟元オーナーシェフ、現庭師で名古屋スパイス番長のガネさんが、満を持してのご登場です。

ガネさん、10万円払ってインドに

ガネさんこと、豊嶋光男さん(以下:ガネさん)がカレー屋さんをしたくて初めてインドに渡ったのは23才の時、今から39年前の事。当時の名古屋には、インド料理屋は1件しかなかった時代。

●⇨ガネ

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カレーの授業:第24期 5限目

カレーの授業:第24期 5限目

時間を見つけては、カレーを探しにせっせと世界を旅していた水野校長。2020年の2月、煮込みカレーの「ニハリ」を探求すべく訪れたインド・パキスタンを最後に海を渡れなくなり、本当なら入り浸るはずだったタイに想いが募ります。

まずは、サラサラ〜っとホワイトボードに世界地図を書くところから授業はスタート。インドで生まれた「カレー」がどんな風に現在のように世界中に広まったのか、校長の3つの見解が語られます

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カレーの授業:第24期 4限目

カレーの授業:第24期 4限目

スパイスの定義は難しい。

植物の一部を採取したもの、食用に適し、香りがいいなどの特徴
フレッシュ、ドライ、ペースト、パウダーなどにカテゴリーできる。

スパイスの一種であるハーブは「葉」という存在で、ある意味ブランディングに成功など。

そして水野さん考案「スパイスメソッド」についての説明。

誰でも気軽にゲーム感覚でいい香りのミックススパイスを作ることができるパズル。

カレー4人分を作るとき

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カレーの授業:第24期 3限目

カレーの授業:第24期 3限目

机のレイアウトが変更され、前の机にはカセットコンロと鍋、それとソムタム。

生徒の皆さん前に出て、鍋中が見える配置に。

現在庭師をされているガネさんは、40年前に名古屋の一流ホテルのレストランをやめて、インドに1年半行かれていたそうだ。その時の、デリーで見た変わった作り方のカレーをデモしてもらう。
(インドから帰られて、名古屋にカレー店を出されるのだが、その話は6限目のお楽しみ。)

ホワイトボ

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カレーの授業:第24期 2限目

カレーの授業:第24期 2限目

昼休憩のあと2限目が始まりました。

まずは、小学5年の水野少年の悲しい思い出から こちらに詳しいのありますので、ご参照を
https://note.com/ideas_hotchkiss/n/n88e838ae0532

そして、某売れっ子料理本作家さんとの対談からのお話。
マーケットイン:お客の欲しいモノを作る。⇒売れっ子さん
プロダクトアウト:いいモノを作れば買ってもらえるはず。⇒水野校長

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カレーの授業:第24期 1限目

カレーの授業:第24期 1限目

2022年3月26日10:00~11:30 1限目。
カレーの学校24期生19名、水野校長、リーダー、そしてスペシャルゲスト、庭師のがねさんとの初めての対面。(がねさんが何者かは、3限目をお楽しみに)

そして、24期目にして初めての畳のお部屋での開催。寺小屋感満載。

1限目は毎回同じテーマ、カレーとは何か?

では、前回の23期のレポートをご覧ください。
https://curryschoo

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