カレーの思い出 289:大晦日と元旦じゅう

私の実家は、しっかりめの食事を出すタイプの喫茶店です。カレーは通常メニューにはなく、お正月の限定メニューとして登場していて、年に一度のお楽しみとして待ってくださっているお客様もいました。父は年末になると大量の玉ねぎを炒め、手羽とガラで出汁をとり、大晦日と元日の間じゅう、ずっとカレーを煮込んでいました。このカレーが非常に辛く、辛党の両親は子供向けに辛さを調整したりなどしてくれなかったので、幼少期のわたしにはカレーは修行のような食事で、小さい頃はあまりカレーが好きになれずにいました。
しかし子供の頃からの鍛錬のおかげで、すっかり辛いものに耐性が出来上がり、大人になってからは、大抵の辛いものは平気で食べられるカラダになり、今では親に感謝しています。ただ、母は料理上手で沢山美味しいものを作ってくれたのですが、カレーはいつも父のカレーだったので、わたしにはおふくろカレーの記憶がないのが、ちょっと残念です。

→いいなぁ、いまでも実家に帰ると父のカレーなんですかね? 大量の玉ねぎを炒めて鶏ガラスープでのばすなんて、王道のカレーじゃないっすか。羨ましいです。(水野仁輔)

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別名“カレープレーヤー”養成所。入学すると50人の仲間(同級生)に出会える。授業に出るとカレーの未知なる魅力に翻弄される。卒業すると500人以上の仲間(卒業生)ができる。つまり楽しい日々はずっと続く。そして校長の僕は取り残されてちょっぴり寂しくなる。そんな学校です。水野仁輔

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