カレーの思い出 475:1970年代の話
母がいつもカレーの上にトッピングとしてキャベツを蒸したのとかピーマンを炒めたものを用意していて、無理やりのせられていました。考えてみると、ルーを使ったカレーって、きっと母にとってはジャンクな食べ物だったんだろうと思います。のせない方が美味しいのに、と思いつつも母の顔色をうかがいつつのっけていました。1970年代の話です。
→1970年代に「ルーを使ったカレーがジャンク」という感覚は、相当めずらしいでしょうね。あ、それともルーが生まれる前まではカレー粉で作っていたのだろうから、いまのスパイスで作るカレーと似たようなものだったのかもしれません。だとすると、時代は繰り返す、なんでしょうか。(水野仁輔)