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カレーの授業:第31期6限目
スリランカカレーを作る
スリランカカレーがなぜ美味しいのか?
最終授業は、カレーを作るデモンストレーション
水野校長がレシピに込められた意味を紐解き、独自のテーマを掛け合わせて、今日作りたいカレーを仕上げていく
神戸・カラピンチャの浜田シェフのレシピが配られ、
水野校長とリーダーがこのレシピをどう料理するか話し合う。
今日の授業の流れで、水野校長が閃いた!
ノンオイルで作ろう!!
「焙煎スパイス薫る ”ノンオイル” スープチキンカレー」
高々と宣言した後に、IHでフライパンが使えない問題勃発。
その問題を解決していく裏テーマができ、
リーダーがせっせとアルミの寸胴でチキンを焼いて、油を引き出していくことに…
![](https://assets.st-note.com/img/1681254749684-Na5NXBp7ZK.jpg?width=1200)
さて、本来の浜田シェフの
「焙煎スパイス薫るチキンカレー」
1. 材料(2,3以外全て)を鍋に入れて煮込む
2. チリパウダーを焙煎し焦げ茶色になったら鍋へ
3. ココナッツミルクを加え軽く煮込む。
レシピの注意書き
・鍋に材料を入れて、「優しく」混ぜ合わせる
・あまり強く混ぜずに時々鍋を「優しく」揺らして混ぜる程度
ほぼハンズオフ、あまり手を加えずに完成させている。
スリランカカレーの特徴は、
カレーに使う材料を全部土鍋にいれて、煮込んで完成。
スリランカのレシピをゴールデンルールの7ステップに分解していく。
全ての調理ステップには意味や狙いがある。
浜田シェフのレシピを当てはめると…
![](https://assets.st-note.com/img/1681254792833-OaIpKdLX4i.jpg?width=1200)
今日のテーマ
「スリランカカレーはなぜ美味しいのか」
カレーを美味しくする方法は、
材料を工夫するか、作り方を工夫するか
スリランカカレーの単純な作り方を見てわかるとおり、
スリランカカレーは材料が美味しい!!
・ゴラカ
・ココナッツミルク
・カラピンチャ
・骨つき肉
・ローストスパイス
![](https://assets.st-note.com/img/1681254824045-iqzXyQsdDF.jpg?width=1200)
インド料理を作っているシェフからすると、スリランカカレーは技術的につまらないように見えることもあるそう。
テクニックはいらない、とみえることもあるから。
![](https://assets.st-note.com/img/1681254855804-RvE57iemyo.jpg?width=1200)
構成を理解して組み立てるのが、サイエンス型
現地のお母さんの作り方は、カルチャー型、
どちらも美味しいカレーができる!
そして、レシピで大事にしたいのは、材料ではなく原材料
自分で正体がわかっているもので料理を作りたい。
何をいれてどうやったから、こうなった。自分のおかげでうまいものを作りたい。水野校長のこだわりと執着は全てここにある。
自由に自分が作りたいカレーを楽しむ。
“カレープレーヤー”の境地が少し見えてきたでしょうか。
日本では、150年しかないカレーの歴史
まだまだ未開拓なので、それぞれに自由に楽しんでいきましょう。
受講生の皆さん、2日間お疲れ様でした。