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カレーのヒント 037:オープンカレー? COOL INDIA?

LOVE INDIAのシェフたちの作るカレーのレシピをオープンソース化しつつ、実際に作ったカレーを冷凍で販売しよう、というプロジェクトがまもなく始まる。その前に、フライングで名乗りを挙げてくれたシェフたちのインタビュー動画を公開してしまおう(メンバーの誰かに怒られるかな)。第1弾が『ヘンドリクス』の若林シェフ、第2弾が『シバカリーワラ』の山登シェフ。このあと、少なくとも5人以上のシェフが続く。

LOVE INDIAのイベント会場でやっているのと同じように僕がシェフにカレーの作り方についてのインタビューをしていて、その動画を公開している。なんだか最近は、一般の人たちでも(小学生とかでも?)パッパッと上手に編集して、切ってつないだりBGMをつけたりロゴを入れたりテロップを入れたりできるようなのだけれど、僕はこの手のことがまるでダメで、撮影した動画をそのままノーカットでただアップロードするだけである(しかも、アップロードも別の人がやっている……)。何かしらのプロジェクトを進めるときにいつも思うことがある。

あったほうがいいと思うことは本当にあったほうがいいのだろうか?

インタビュー動画を公開するにあたって、「もっとこうしたほうがいい」ということはたくさんある。ノーカットで撮って出しなんて、なんと脳のないことか。僕ができなくてもできる人はいるし、やってくれると言う人もいる。でも僕は、このまま出すことにした。「あったほうがいい」の裏には、「そのほうが便利だよね」とか「そのほうが親切だよね」があるのだけれど、ひねくれものの僕はいつも「本当に? 本当にあったほうがいいの?」と思ってしまう。

僕のように不便なほうが楽しいとか、整っていないほうが素敵とか思う人はきっと圧倒的に少なくて、たぶん、多くの人にとっては「あったほうがいい」のだと思う。でも、撮って出しでこれからもやっていくつもり。強情なやつだな。ただ、動画を見てみて、「もう少しシェフの声が聴きとりやすいほうがいいかな」とは思ったので、収音マイクは購入した。3人目のシェフからはそれを使おうと思う。使い方、わかるかな……。

ところで、このプロジェクト、僕が仮称で「オープンカレー」と名付けていたのだけれど、なんだかいまいちなネーミングだなぁ、と思いながら進めていた。動画がアップされたら、タイトルに「COOL INDIA」とある。「LOVE INDIA」のカレーを冷凍で販売することから、とあるシェフがそう名付けたそうだ。「COOL JAPAN」みたいに聞こえたらちょっとダサい気もするけれど、「オープンカレー」よりはだいぶいいか。

ま、ネーミングはどっちでもいいんだけどね。そういえば、「LOVE INDIA」だって何も考えずに始めたけれど、ずいぶんダサい名前だからなぁ……。

(水野仁輔)




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別名“カレープレーヤー”養成所。入学すると50人の仲間(同級生)に出会える。授業に出るとカレーの未知なる魅力に翻弄される。卒業すると500人以上の仲間(卒業生)ができる。つまり楽しい日々はずっと続く。そして校長の僕は取り残されてちょっぴり寂しくなる。そんな学校です。水野仁輔

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