カレーの思い出 265:やさしさのつまったカレー

母というか、母がおばあちゃんになってから作っていたカレーの思い出です。孫が10人いて、それも年も、住んでた場所も近かったので、盆正月に限らずよくおばあちゃんの家に集まってました。
その時作っていたカレーは、肉は挽き肉、野菜はみじん切り。野菜嫌いな子も食べられ、お肉の大きさで喧嘩しないように、挽き肉に。やさしさのつまったカレーでした。数年前に亡くなりましたが、喪主であった私は、気が張り積めてたのか、全く涙はなく葬儀を済ませました。その夜、妻がほんとに優しい人だったと、妻は養女として育ったのですが、私と結婚した時に、母から本当の親と思って甘えてねと、言われたそうです。それを、聞いて我慢してた涙が、滝のようにこぼれました。

→素敵なお話をありがとうございます。何もコメントすることはありません。(水野仁輔)

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