カレーの思い出 278:もはやカレーではないな
実は、今一緒に住んでいる彼氏は子供の頃から食べている、ルウを使った所謂、お家カレーは大好きなのにスパイスカリーには否定的です。更に、パクチーなどの香草が入ると漫画の様に分かりやすく「オエッ」と言います。なので私は、家ではなかなか自分が食べたいカレーが作れない為、月に1度、友人宅へ行き【カリー会】と称し、二人で一緒にカレーを作りを楽しんでいます。
ある時、少し多めに出来たカレーをタッパーで家に持ち帰った所、「今日はどんなカレーを作ったと?」と珍しく彼氏が興味を示したので「今日は香草も使って無いし、もしかしたら貴方も食べれるかもよ?」と、試しに食卓に出してみた所、一口食べた彼氏が一言!
「ん?もはや、カレーでは無いな」
私はビックリして「え?それじゃあ、貴方にとってコレは何になると?」と尋ねると『カレー味のインド料理』とキッパリ! 私は、唖然として言葉を失いました。これから先もこの人とやって行けるでしょうか…。とても不安です。
→カレー味のインド料理か。難しい。しばらく悩みそうです。(水野仁輔)