カレーの思い出 138:シーチキンとコーンと探求心

小さい頃食べたカレーは母の手抜き料理だったと思っている。ハウスバーモントカレーにシーチキンとコーンの缶詰を入れただけで、何も野菜が入っていなかったからである。その後中学校の家庭科で小麦粉とカレー粉から作るカレーを学び、「カレールーを使わなくてもカレーが作れる」ことを知り、いろいろなカレーを試すようになった。カレー好きになったのは、母の手抜きがきっかけだったと思う。あの頃手の込んだカレーを食べていたら、探究心は芽生えなかったのではないだろうか。

→ルウカレーにシーチキンとコーンのみ。そりゃ手抜きですね。母親のカレーが手抜きだったから今でもカレーが好きじゃないという人もいるし、自分で作るようになったという人もいます。でも探求心が沸く人はそんなにたくさんいないんじゃないかなぁ。探求心って不思議なときにわきますよね。何かが不足しているとき、何かに満たされないでいるときに生まれてくる感情なんじゃないかと思います。満足してしまったら面白くないってことですね。(水野仁輔)

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別名“カレープレーヤー”養成所。入学すると50人の仲間(同級生)に出会える。授業に出るとカレーの未知なる魅力に翻弄される。卒業すると500人以上の仲間(卒業生)ができる。つまり楽しい日々はずっと続く。そして校長の僕は取り残されてちょっぴり寂しくなる。そんな学校です。水野仁輔

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