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カレーの授業: 第31期3限目

カレーの学校

3限目の授業のテーマは「トウガラシの秘密」。世界の唐辛子を巡る旅を通してスパイスの新しい活用を学びます

皆さんの好きなスパイスはなんですか?

水野校長のこの頃の暫定1位は唐辛子なのだそう。きっかけは2022年6月。中東に詳しいサラーム海上さんを含むハーブズメンのメンバーとトルコを旅した時の事。フランス・中国に並んで世界三大料理国の一つと呼ばれるトルコに関して、ケバブ食べたいなぁ〜くらいにしか思ってなかった校長。そのまま食べても充分に美味しい現地のドネルケバブを味変するために、ドライミントと一緒にテーブルに並んでいた「ビベル」と呼ばれる唐辛子をふりかけて食べてみたところ…

唐辛子そのものが美味しいじゃないか!

それまでの校長のスパイスに対する位置付けは「香り」。素材そのものの味を引き立たたせる役割…だったはずなのに…。この唐辛子は…?これまでの概念を覆えす味わいだったそうです。

唐辛子を探りたい。原産地・南米に行きたい!

授業は世界地図を書くところから始まりました。
 

時空を越え、唐辛子が海を渡る物語が繰り広げられます。世界で唐辛子がペッパーと呼ばれているのも、元を正せば胡椒(ペッパー)を探しにインドを目指したコロンブスが航路を間違っちゃって南米にたどり着いたからなのだそう。

2022年11月に訪れたフランス・バスク地方にあるエスプラット村のピモンと呼ばれる唐辛子は、日本人がイメージするよりも少し大きめで、辛味よりも風味の方が豊か…

2023年1月に旅したタイのプリックキーヌーと呼ばれる小さな唐辛子は非常に辛い。小さければ小さいほど辛味が増し、潰してカレーペーストに使ったりする。飾る用には香りと美味しさが増す大きめの唐辛子をスライスにして使ったり…

2023年2月。ついに南米ペルーとメキシコを訪れて、様々な唐辛子の種類や現地での調理法を目にしたお話など…

いろんなアヒやチレ!アヒは現地では旨み調味料のように使われている?

日本では「唐辛子」と呼んでいるものが

トルコでは、ビベル
フランスでは、ピモン
タイでは、プリック
ペルーでは、アヒ
メキシコでは、チレ

と、国によって呼び名が変わり、辛味として使ったり旨みとして使ったり…で、世界中の食文化に根付いている。なんとも面白い食材!皆さんの日常において唐辛子の役割はどんなでしょう? 知らなかった、世界での扱われ方を聞きながら、まるで旅をしているような時間でした。

それと同時に旅というテーマから学んだ事。

どんなに些細な事でもコレが知りたいというものがあれば、旅は相当楽しくなる。行けば体験できる事や、ただ目的を果たすことに興味はなく、自分の中にある軸をもとにして、次から次へと能動的に終わりのない探究の旅をする。

ひょっとしたら旅先での新たな出逢いから新しいグループを結成して、それをまた楽しむ。旅が新しい旅を生む。

見たこと感じたことを、培ってきた自分のフィルターに通して、新たなものとしてアウトプットする。アウトプットはギリギリまで、もっと何か出来ないか、もう一歩先まで考えぬく。

カレーの学校では過去の授業でも何度か、スパイスを巡る旅のお話がされていますが、校長の留まることのない好奇心からそれは常にアップデートされていて、今回もとてもとても刺激的なお話でした!

(おわり)

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