カレーの思い出 094:カレーにバナナ

カレーの隠し味が職場でブームになった時があり、コーヒー、チョコレート、チャツネ、すりおろしたリンゴ、醤油、一味唐辛子などなど、様々な意見が。当時カレーの隠し味といえば、ケチャップとソースしか頭になかった私には驚きしかなく、今度作る時に試してみよう!とチャレンジした記憶があります。その中でも鮮明に思い出すのが、とっても辛いカレーを作ってしまった時があり、これを少しまろやかにしたいと思い。。。
まろやか=フルーツだ!バーモンドカレーのフレーズが頭によぎり、あっリンゴはないけどバナナはある! 同じフルーツだから、バナナでも大丈夫なはず!とバナナをすりおろし投入?コトコト煮込み、まちにまった味見です。絶対美味しいはず!とスプーンの上にのったカレーが口の中に入り舌の上にカレーがのった瞬間。。。 ん?なんだこれは?
今まで食べた事のない想像を絶する味が。その味は今でも忘れられません。 無謀な冒険はしたらいけないんだと肝に銘じられた瞬間でした(笑

→カレーにバナナはいけません、バナナは……。まあ、隠し味と言うのは程度の問題ですので、バナナだって、適量を上手に加えればおいしくなるカレーもたくさんありますけどね。僕はいろんなフルーツをカレーの隠し味に使ってきましたが、最も失敗したのは、スイカでした。スイカでエビカレーを作ったんですが、あれはおいしくなかったなぁ。ま、でも、それだって程度の問題ですよ。スイカ、すごい量を入れましたから。(水野仁輔)

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