カレーの思い出 306:昼も夜も同じカレー

日本の夏、カレーの夏が、今年も怒涛の如く駆け抜けていきましたね。私もこの夏は、たくさんのカレー活動をいたしました。7月に企画したイベントでは、昼と夜の二部制でカレーとお料理を出すことにしていたのですが、朝から夜まで休みなしのプログラムにしてしまったため、前日におおよその調理を終えておく予定で準備を進めていました。計画では、昼の部3種類、夜の部3種類で合計6種類のカレーに、夜のお料理を5品と、副菜をいろいろ。朝から6種類分の玉ねぎを一気に火にかけ、1種類ずつカレーを完成させていきます。粗熱がとれたものからタッパーに小分けにし、作業は順調に進んでいきます。しかし、順番に冷蔵庫に入れていて、ハタと気が付きました。なんと、まだ4種類しかできていないのに、もう、冷蔵庫の余白がない!
やばい、あと2種類、どうしたらいいの? まさかこの猛暑日に常温で置いておくことはできないし、深夜に明日の会場の冷蔵庫に運び込む?いやいや、鍵もない。近所のコンビニに預かってもらえないかな、あ、ハナマサのほうが冷蔵庫が大きそうだな、いや、そもそもそんなの無理だろ!!とか、もう、あり得ないほどの低レベルな発想が頭をぐるぐると回りだし、わたくしは若干パニックに。玉ねぎを炒めていた時とは全く異なる種類の汗が、脳天からダラダラとしたたり始めました。若干過呼吸気味になった私は、しばしキッチンに立ち尽くしていたのですが、ここは我が家のミスタークールガイを頼るしかない!と、書斎でのんびり本を読んでいた主人の元へ。ぜえぜえしながら事情を話すと、、、、ひとこと、「昼も夜も、同じカレーにすればいいじゃん」。なんと・・・・なぜ、私にはその発想がなかったのだろうか。幸い、それぞれのカレーは多めに作ってあったので、当日はなんとか乗り切ることができましたが、なんとも情けないカレーの思い出を作ってしまう結果になりました。そして、冷蔵庫と自分の心のキャパシティは把握しておかなくてはいけないなあ、としみじみ感じた、2019年の夏なのでした。

→イベントの仕込みは本当に大変ですよね。予期せぬ事態が起こりまくったりして焦るしプレッシャーがかかるし。冷静な旦那さんがいて本当によかったです。僕はイベントへの出張経験が長いですが、あれは慣れもあるけれど、性格的なものもあるかもしれません。僕はハプニングが大好きなので、イベント向きな性格。予定しなかったことが起こるとわくわくします。(水野仁輔)

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別名“カレープレーヤー”養成所。入学すると50人の仲間(同級生)に出会える。授業に出るとカレーの未知なる魅力に翻弄される。卒業すると500人以上の仲間(卒業生)ができる。つまり楽しい日々はずっと続く。そして校長の僕は取り残されてちょっぴり寂しくなる。そんな学校です。水野仁輔

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