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カレーの思い出 504:収穫祭のカレー

私の父は中高一貫の学校の教師をしています。田舎の学校で周りの広大な土地を利用して、生徒と一緒に小さな畑を作り、毎日世話をして、毎年秋には「収穫祭」を行なっています。その収穫祭の時に穫れた野菜をたっぷり入れたカレーを食べているのです。
生徒の皆さんは授業があって、調理をする時間がないので、年に一度うちの母が我が家でカレーを作り、そのカレーを父が持って学校へ行きます。
毎年秋、家に帰ってキッチンに大きな寸胴鍋からカレーの匂いがすると季節を感じます。
それと同時に父母の優しさと、それを食べる生徒のみなさんを思うと、優しい気持ちになります。

→とてもいい取組みですね。うらやましい。僕も一緒にやりたい。こういう楽しくておいしいプロジェクトが全国でどんどん繰り広げられたらいいと思います。自分で収穫した野菜でカレーを作るっていうのは憧れます。それを畑で食べられたらよりいいですね。(水野仁輔)

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