カレーの思い出 052:男子厨房に入らず

おふくろのカレーから別れて43になりますが、記憶している思い出はカレー粉をいためてから始めたこと、出来上がりはジャガイモ、ニンジンなど具がしっかり原形をとどめていたことなど…。“男子厨房に入らず”の時代に育った私は未だに料理できません。家内の留守のときは「中村屋のスパイシーチキンカレー」が穴埋めしてくれています。

→ 香りというものは記憶に残りやすいようです。本当かどうかはわかりませんが、脳科学者さんに聞いたのは、「脳の中で香りをつかさどるところと記憶をつかさどるところの距離が近いから」だそう。だからなのか、香りをかいで何かを思い出すことは料理以外にもあります。カレー粉を炒めている光景を覚えているのは、カレー粉を炒めた香りが記憶として定着しているからなのかもしれませんね。「未だに料理できません」だとしても、誰かがカレーを作ってくれるときに隣りでカレー粉を炒めて鍋に加える係をやってみてはどうでしょう? ま、「余計なことすんな!」と怒られるかもしれないけれど。(水野仁輔)

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別名“カレープレーヤー”養成所。入学すると50人の仲間(同級生)に出会える。授業に出るとカレーの未知なる魅力に翻弄される。卒業すると500人以上の仲間(卒業生)ができる。つまり楽しい日々はずっと続く。そして校長の僕は取り残されてちょっぴり寂しくなる。そんな学校です。水野仁輔

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