カレーの思い出 175:同級生のカレーパン

始発電車に乗ってツォップに行き、2時間並んでカレーパンを買って食べたときは感動しました。その後、店主さんと私の上司が同級生と知っておどろいた。

→なんと、パン好きの聖地「ツォップ」のシェフ、同級生ですか。彼にかつて取材した時に印象的だったのは、「うちのカレーパンの最大の自慢は、常に揚げたてをお客さんに提供できるよう、調理場のフォーメーションを整えていることだ」というようなお話をされていたことです。生地の話よりもフィリングのカレーの話よりも、揚げたてに拘っている話が熱かった。カレーパンにとって一番大事なのはそこなんだ、という強いメッセージを受け止めて感動したのを今でも覚えています。(水野仁輔)

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