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カレーの授業:第28期4限目

新潟でのカレーの学校もついに2日目が始まりました。カレーの学校では定番の「スパイスとは何か?」を探ります。

2日目の授業は「スパイスとは何か?」から。
定番のこの授業、スパイスとハーブの話から始まります。

まずはスパイスの役目は「香り」「色」「辛味」であり「味付け」ではないというお話が。だからこそ、味×香りでいろんなカレー味・カレー風味が存在するのです。
 
そしてスパイスのブレンドの考え方・スパイスメソッドの講義が始まりました。
・スパイスの配合割合を決める「スパイスパズル」
・組合せのバランスをみる「スパイスペンタゴン」
この考え方を合わせることで、ブレンドの考え方がとても広がります。
 
スパイスペンタゴンは組合せたスパイスを5つの方向性でレーダーチャート化します。Earthy(土っぽい)、Mellow(まろやか)など、あのスパイスはこれが強いかな?と考えつつ、使うスパイスが組み合わさるとどんなバランスになるのか?どれが尖るのか?を見ていきます。

そんな手法を頭に入れつつ、いざ実践!
グループに分かれて基本の構成にプラスするスパイスを考えていきます。
そして今回はそのブレンドに名前も付けることに。
 
スパイス単体の香りを確認しながら、
爽やかにしたい!パンチある感じで!使ったことないから入れてみたい!などなど相談は続きます。
香りの好みを話すのって意外と、けっこう、面白い。

<28期で作られたブレンド>
・マジョリティーMIX
・ロールキャベツ系男子の香り
・身勝手スパイス
・पाइजा
 
個性の強いスパイスが出来てきました。
この名前から、どんな香りか想像できるでしょうか。

水野校長からは、スパイスは嗜好品だから人それぞれ、ということで止まらずにメソッドを使って考えてみよう!とまとめが。
パズルなどを使ってどんなカレーにするか考えていくと、スパイスの世界のさらなる拡がりが見えてくるかもしれません。

次回、ゼミの時間をはさみつつ、新潟のカレーの学校も終盤戦です。
5限は「儲かるカレー店は作れるのか?」実際のお店の話が聞けるのは貴重です。お楽しみに!

◆レポートを読んで授業を受けてみたいと思ったら…
次回、カレーの学校が、12月3日(土)、4日(日)に南三陸で開催されます!締め切りは11月12日(土)。

詳細、ご応募はこちらからどうぞ。

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