カレーの授業:第25期4限目
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カレーの授業:第25期4限目

カレーの学校


2日目最初の授業は「スパイスとは何か」
カレーの学校において「カレーとは何か」に次ぐ必須カリキュラム「スパイスとは何か」についての授業です。

スパイスとは何かと聞かれて、答えられる人はどれくらいいるだろう。では、スパイスとハーブの違いは?
スパイスにははっきりした定義はないそうだ。ただ、植物の一部ではある。そして、スパイスとは料理に香りをつけるものである。

好きなスパイスTOP3を順位関係なく書き出して、と授業は始まった。全員が挙げたスパイスを書き出してみると
1.コリアンダー
2.クミン / ブラックペッパー
3.カルダモン
という順位に。

コリアンダーはカレーの味が決まらない時に助っ人になってくれるそうだ。困った時は少し多めにコリアンダーを加えてみるといいそう。

ターメリックはカレーを作るのに欠かせない香り。ターメリック+パプリカが、カレー作りのTOP2の香り。これにコリアンダーorクミンを加えれば、カレーは作れる。

なんといってもスパイスは香りが大事だから
・名前を聞いて香りが浮かぶ
・香りから名前が分かる 
この両方向が出来るとスパイスの世界が広がるというスパイスそのものの話から、授業はどんどん香りを組み立てるメソッドの話に。

カレーを作る時に毎回同じ味にならないようにスパイスを系統で覚えてみる。
奥深い系 ⇔ 爽やか系 という分類。
スパイスペンタゴンという方法で分類してみたこともある。
DEEP/EARTHY/ROASTED/FLORAL/MELLOW 

そんな中で辿り着いたのが スパイスパズル という考え方。
大人4人分のカレーを作るのに必要なスパイスは小さじ8杯。小さじ1/2をパズルの1マスとして、16マスをスパイスで埋めていくというもの。

カレー作りに欠かせないターメリック・パプリカ・コリアンダー・クミンまで、ひとつずつの香り、またそれらをミックスした香りも確かめる。そして残りの小さじ2杯のスパイスを何にするか、2つのチームで話し合い決めていくというのがこの授業のクライマックス!

残りの小さじ2杯は、違うスパイスを小さじ1ずつ加えても良し、同じスパイスを小さじ2としても良し。どちらのチームも喧々諤々様々なスパイスの香りを確認しながら決めていく。

人気のブラックペッパーの量が足りず、早い者勝ちだと大騒ぎ。なんとかかんとか香りが決まった後は、お互いのチームの香りを交換して確認。

ひとしきり盛り上がって、授業も佳境に差し掛かったところで水野さんから「100%のブレンドは自分の中にしかないから、自分で見つけるのがいいよ」と一言。
どんなことも、答えは自分の中にあるんだなぁ。

このスパイスパズルのプロトタイプを作ったのは、過去の生徒さん。アイデアが浮かんだ場に居合わせそのまま眠れなくなり、翌日会社を休んで木材を買いに行き、1日がかりでベースとなるパズルを作ったのだそう。気持ちが盛り上がった時にすぐ動く、行動に移す、これぞPLAYER!!

気持ちが盛り上がったらやる。冷めたら休む。そしてまた気持ちが盛り上がったら取り組めばいい。これは水野さんが心掛けている事だそうだ。

スパイスは60℃で揮発する。
どんなに弱火にした鍋でも、鍋中はゆうに60℃を越えてしまうから、あっという間に揮発してしまう。香りではなく、香味を重視していると理解していると水野さんは言っていた。いつか低温調理でカレーを作ってみたいとも。

作ってみたい気持ちが一旦冷めて、今は休んでいるのだろう。でもいつの日か突然、低温調理でカレーを作るためにPLAYERが集まる日が来るかもしれない。その日のために私もスパイスの知識を増やして、駆け付けたいと思う。

続く5限目は『コーヒーと恋愛とカレー』
コーヒーと恋愛?そしてカレー??どんな授業になるのでしょう。

おまけ
4限目の後は、これまたカレーの学校恒例 ゼミ を何にするかという話し合い。まずは、みんなからカレー/スパイスを使って何をしたいかの聞き込み。

沢山あがったものを
① 試作系
② クラフトスパイスを作る
③ 販売・シチュエーション提案
④ 開発
の4つに分け、参加者を募る。

カレープレーヤ―としての最初の活動が、どんな形で展開していくのか楽しみ。スパイスガールズとのコラボは叶うのかなぁ。

みんなにも読んでほしいですか?

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カレーの学校
別名“カレープレーヤー”養成所。入学すると10人以上の仲間(同級生)に出会える。授業に出るとカレーの未知なる魅力に翻弄される。卒業すると700人以上の仲間(卒業生)ができる。つまり楽しい日々はずっと続く。そして校長の僕もたまには混ぜてもらって一緒に楽しむ。そんな学校です。水野仁輔