カレーのヒント 010:スヌープ・ドッグ
何かの記事にスヌープ・ドッグのインタビューが出ていた。
「良い音楽が与えてくれるフィーリングを愛している。自分のものじゃなかったとしても、あの気持ちが大好きなんだ」
「でも、もしそれが俺のものだったら、より最高だ。俺がそれを成し遂げたってことだからね。過去には出来が良くないプロジェクトもあったけど、俺にとっては、あの気持ちを感じるものだった。俺にとっては、それだけが大事なんだ」
「800万枚売れようが、10万枚であろうが、それが2万2000枚や17枚でも俺には関係ない。そんなのどうでもいいだろ? フィーリングのためにやってないなら、間違った理由でやっているってことだ。金儲けや有名になるためにやるもんじゃないね。このゲーム基盤はそうやってできたんだじゃない」
「成功したり、大スターになった奴なら誰でもそうさ。奴らは、何をさておき、このフィーリングを愛してきたんだよ」
共感した。「音楽」のところを「カレー」に置き換えて何度も読み直している。「17枚」ってところもいいねぇ。(水野仁輔)